セルコートアグリ・シーテンを
使用した樹木の対策

セルコートアグリ・シーテンを使用した樹木の対策

散布時期
● 新芽が出そろった時や害虫が発生した時に散布します。また、予防としてあらかじめ散布しておく。
● 新芽がではじめの頃は、葉の入れ替わる時期まで葉に膜が付着した状態を保つため、年1回の散布でも効果が期待できます
散布要領
● セルコートアグリ原液を15~25倍の水で希釈しシーテンを0.1%入れます。※イラガ等は15倍
● 50~60ミクロンの霧状で葉面に散布します
● 散布量は、高さ3m枝張り1.5mの樹木で2.5リットル程度が目安です。(枝ぶりによって散布量がことなります。)
● 低木(1m位)には1㎡当り0.5~1リットル位にして葉の表裏に少し葉から液がおちる程度の散布にします
散布時の注意
● 1度に量を多く散布しますと乾きが遅くなり害虫が動いた場合、膜が取れてしまう場合があるため、皮膜効果が期待できなくなります
● 農薬の時よりも細かい霧状(50~60μ)に、木から少し落ちる程度にノズル調整したものを使用するほうが効果的な散布を行うことが
可能です
● 雨天は皮膜ができなくなります。風の強い日は散布液が均一に葉に散布できないので散布はさけます
● 農薬との併用は薬害がでますので規程倍率の3倍程度に希釈し散布を実施すると薬害・残留農薬等の問題が発生しにくくなります
通常1000倍に農薬希釈するものであれば、5000倍に希釈して散布を実施してください
● セルコートアグリを予防で使用する時には、散布回数が多くても植物の呼吸や光合成に影響は現在のところみられておりません
使用場所
● 公園樹木・街路樹・一般家庭樹木・ビル屋上の樹木・植物・野菜・花卉類に実績があります
その他
● 国土交通省 新技術情報システムNETIS登録済み 2009年4月本格運用への更新済み KT-040046

露地栽培のポジティブリスト制度の対応の方法
指定農薬以外の農薬が他から飛んできて付着を防ぐ方法。

収穫20日前にセルコートアグリを25倍の水に溶かしシーテンを0.1%入れて10アールに100~200ℓ散布する。
葉の表面にコーティングされ膜が出来る。この上に他から飛んできた農薬が付着しても、収穫前に流れ落ちる。
膜があるので農薬が葉に吸収されませんので残留農薬はありません。

このいずれかで飛散しても、他の作物に何ら影響がない。